今週のヨーロッパ市場では、ロンドンで開催される「EUIC 2026」に向けたポケモンカードの異例のルール変更や、マジック:ザ・ギャザリングの新セットにおける特定カードの爆発的な価格急騰、そしてCardmarketでの配送コスト問題が最大のトピックとなっています。
■ 新商品・イベント情報
- 【ポケモン】「EUIC 2026」で新セット『Ascended Heroes』が使用不可に2月13日からロンドンで開催される「2026年欧州国際選手権(EUIC)」において、1月30日に発売されたばかりの最新セット『Mega Evolution: Ascended Heroes』のカードが大会で使用不可となることが決定しました。欧州市場での深刻な供給不足(一部商品の発売延期)により、全プレイヤーが平等にカードを入手できない状況を考慮した異例の措置です。このルール変更により、新セットのカードは2026年3月6日まで公認大会で使用できません。
- 【ロルカ】第11弾セット『Winterspell』が2月20日に一般発売ディズニー・ロルカーナの最新拡張『Winterspell』が、2月20日に一般発売されます。今作では「ポカホンタス」や「ダークウィング・ダック」の参戦が話題となっており、3月のベルギー・ゲント大会を皮切りとした2026年欧州チャレンジに向けて、プレイヤーの予約が殺到しています。
■ 禁止・制限改訂情報
- 【遊戯王】2月2日版リミットレギュレーションが発効、メタゲームが激変2月2日より最新の禁止・制限リストが正式に適用されました。《Archnemeses Protos》や《Apollo-Usa》といった強力なカードが禁止となり、環境を支配していたトップメタが解体。欧州の競技シーンは一気に新環境へと突入し、シングル市場では規制解除されたカードの買い戻しが加速しています。
■ 市場動向(高騰・暴落情報)
- 【MTG】新カード《Sunderflock》が3,728%の驚異的な高騰新セット『Lorwyn Eclipsed』の発売後、プロツアーでの活躍を受けて特定カードの価格が爆発。特に《Sunderflock》は、当初の約$0.45から一週間で$17超(+3728%)まで急騰しました。また、エルフ部族の需要再燃により、旧カードの《Doran, the Siege Tower》も一週間で価格が約2倍に上昇しています。
- 【ポケモン】「EUIC」レギュレーション維持により旧環境カードが安定新セットがEUICで使用不可となったことを受け、現環境のトップメタである「Gardevoir ex」や「Charizard ex」関連のパーツが、価格を落とすことなく安定して取引されています。
■ 事件・トラブル・重要規制
- 【重要】Cardmarket:国際発送での「封筒」利用が禁止、送料が最大8倍へ万国郵便連合(UPU)の規制により、2026年1月から「封筒(追跡付き郵便)」での物品発送が事実上禁止されました。これに伴い、Cardmarketでは一定額以上の国際取引に対し「小包(Parcel)」での発送を強制。従来の約5ユーロの送料が、国によっては25〜40ユーロに跳ね上がり、低額カードの個人間国際取引が困難になる事態となっています。