東南アジア市場では、ポケモンカードの供給遅延を突いた大規模な詐欺事件の摘発が波紋を広げています。一方で、ワンピースや遊戯王は新弾発売とレギュレーション施行を受け、競技シーンと二次流通の両面で激しい動きを見せています。
1. 【シンガポール】ポケカ予約詐欺で25歳の男を逮捕、被害総額1,200万円超
2026年2月5日、シンガポール警察(SPF)は、オンラインマーケットプレイス「Carousell」で限定ポケモンカードの予約販売を装い、多額の現金を騙し取った疑いで25歳の男を逮捕しました。
- 事件の詳細: 2025年10月以降、限定版の予約を謳いながら、代金受取後に連絡を断つ手口で35件以上の被害が報告されています。被害総額は13.5万シンガポールドル(約1,500万円)以上に上ります。さらに、デジタルカードを用いた「タスク完了型」の新たな投資詐欺(被害額約570万円)も確認されており、当局が警戒を強めています。
- 参照元URL: Singapore Police Force – Man Arrested For E-Commerce Scams / The Online Citizen – Pokémon TCG Job Scams Warning
2. 【ワンピース】新弾『EB-04』相場、コビーのコミパラが約10万円超を維持
1月31日に発売された最新エキストラブースター『エッグヘッド・クライシス [EB-04]』のシングルカードが、東南アジアの二次流通市場で高騰しています。
- 注目カードの相場:
- コビー(コミックパラレル): 市場価格は約**100,000円(約660ドル)**を突破。
- ジュエリー・ボニー(Lパラレル): 約26,000円。
- ロロノア・ゾロ(SP): 約48,000円。
- 傾向: 競技面でもボニー等のリーダーが注目されており、タイやマレーシアのショップでは未開封ボックスの争奪戦が続いています。
- 参照元URL: SNKRDUNK – One Piece TCG Price Guide: Egghead Crisis
3. 【遊戯王】新禁止制限「2月2日版」施行で「マリス」が環境から陥落
2月2日より世界同時施行された最新リミットレギュレーションにより、東南アジアのアジア英語版(AE)環境が激変しています。
- 環境の変化: 環境を独走していた「M∀LICE(マリス)」や、展開力の高い「Dracotail」のキーカードが規制されました。さらに「増殖するG」の制限化により、先行展開への解答が減ったことで、妨害札の採用パターン(ドロール&ロックバード等)が再検討されています。今週末のシンガポールの大型大会での分布が注視されています。
- 参照元URL: Yu-Gi-Oh! Official – Forbidden & Limited Lists February 2026
4. 【ポケモン】新弾『Ascended Heroes』は2月20日が「本発売」
配送遅延により一部製品のみが流通している最新弾ですが、主力商品の多くが来週末の2月20日に発売を控えています。
- 供給見通し: 20日にはエリートトレーナーボックス(ETB)やミニ缶が大量投入される予定です。現在、シングル価格は供給不足により高止まり(プレ値)していますが、来週末の供給ラッシュで相場が調整される可能性が高いと予測されています。
- 参照元URL: Pokemon.com – Mega Evolution—Ascended Heroes Product Showcase
5. 【ベトナム】『ラグナロク』IPの新作ローンチでカード需要拡大の兆し
2月10日、ベトナムでモバイルMMORPG『Ragnarok: Twilight』が公式ローンチされました。
- 市場への影響: 同作は先行配信された東南アジア諸国で大ヒットを記録しており、ベトナム国内でもIP人気が再燃。これに伴い、関連するリアルカードゲームやコレクターズアイテムへの関心が現地の若年層の間で高まっています。
- 参照元URL: Quiver Quantitative – Gravity Launches Ragnarok: Twilight in Vietnam