本日の中国および主要TCG市場に関する最新動向をまとめました。2月中旬、中国のトレカ業界は新弾の発売と、最大手企業の海外市場への本格進出が重なり、活発な動きを見せています。
1. 新商品・高騰情報
■ ポケモンカード中国大陸版:「宝石包(Gem Pack)第4弾」の相場状況 2月6日に発売された簡体字版ポケモンカード『宝石包 第4弾(CBB4C)』の市場価格が形成され、安定期に入りつつあります。
- 注目のカード: 干支(午)をテーマにした**「ポニータAR」**(南波タケ氏描き下ろし)への需要が極めて高く、美品は中国の二次流通プラットフォーム「集換社」や「閑魚(Xianyu)」で高値取引が続いています。
- 市場の動き: 春節(旧正月)の連休明けとともに物流が本格的に再開したことで、都市部のカードショップへ在庫が行き渡り、BOX価格は発売直後のプレ値から緩やかな落ち着きを見せています。
- 参照元: PokiPair – Gem Pack Vol 4 Release – Latest News
2. ビジネス・市場動向
■ 中国最大手「卡遊(Kayou)」、欧州進出を表明しグローバル展開を加速 中国市場シェア約7割を誇る卡遊(Kayou)が、ドイツで開催された「シュピールヴァーレンメッセ2026」にて欧州市場への本格参入を発表しました。
- 戦略: 中国で実績のある「ウルトラマン」や「マイリトルポニー」等のIPを武器に、欧州各地域でのエンターテインメント・エコシステムの拡大を狙います。
- 背景: 同社は2026年末までの香港IPO(新規株式公開)完遂が投資家との契約で義務付けられており、米国に続く欧州進出は上場に向けた大きな実績作りとなります。
- 参照元: PR Newswire – Kayou Expands Pan-Entertainment Ecosystem in Europe
3. 禁止・制限改訂情報
■ マジック:ザ・ギャザリング(MTG)、2026年最初の禁止制限告知 2月9日、MTGより最新の禁止制限告知が発表されました。
- 主な内容: ヒストリックフォーマットにおいて「エルドラージの寺院」や「ナカティルの最下層民、アジャニ」などが禁止。一方で「否定の力」や「活性の力」などが禁止解除となりました。
- 影響: 中国国内でもプレイヤー人口が多いMTGにおいて、これらの改訂はシングルカード価格の激動を引き起こしています。
- 参照元: Magic: The Gathering – 2026年2月9日 禁止制限告知
4. 注目トピック・事件
■ ONE PIECEカードゲーム:2月末の新弾「神の島の冒険」への期待 2月28日発売予定のブースターパック第15弾『神の島の冒険【OP-15】』のパッケージが公開され、中国・日本を含むアジア全域で予約抽選が加速しています。
- 動向: 昨年から続くワンピカードの人気は、中国でも「投資対象」としての側面を強めており、限定スリーブ等のサプライ品もプレミアム価格で取引されています。
- 参照元: ONE PIECE.com – ブースターパック 第15弾 パッケージ公開