今週のヨーロッパ市場は、ロンドンで開催された欧州最大の祭典「EUIC 2026」の劇的な結末と、Cardmarketを中心とした物流コストの構造変化が、プレイヤーとコレクターの双方に大きな影響を与えています。
■ 新商品・イベント情報
- 【ポケモン】「EUIC 2026」閉幕、マスター部門王者はオランダのEdwyn Mesman選手 2月13日〜15日にロンドンで開催された欧州国際選手権(EUIC)が終了。マスター部門はオランダのEdwyn Mesman選手が制しました。決勝では地元イギリスのDrew Stephenson選手が操る強力な「Gholdengo ex(サーフゴーex)」デッキを破る快挙を達成。大会は史上最大規模の参加者を記録し、欧州のポケカ熱が過去最高レベルにあることを証明しました。
- 【ロルカ】第11弾セット『Winterspell』先行発売を経て、今週20日に一般発売 2月13日のプレリリースを経て、ディズニー・ロルカーナの最新拡張セット『Winterspell』が2月20日に一般発売されます。今作は冬やクリスマスをテーマにしており、「ポカホンタス」の初参戦や既存キャラクターの「スノーボード・エース」版などが話題です。欧州では先行プレイの結果、環境の低速化を促す強力なコントロールカードが注目されています。
- 【MTG】『Lorwyn Eclipsed』の競技シーンが本格始動 1月下旬の発売から時間が経過し、プロツアーの結果を受けたメタゲームが固定化されつつあります。2月末にはウィーンなどの主要都市で大規模なドラフトイベントが予定されており、新セットの供給が安定する中、シングルカードの需要も再編されています。
■ 禁止・制限改訂情報
- 【遊戯王】2月2日版新リスト発効後の「新環境」に注目 2月2日に適用された最新の禁止制限リストにより、《Herald of the Arc Light》や《Maliss Q White Binder》が禁止され、欧州の競技シーンは一新されました。EUICのサイドイベントなどでも、規制解除されたカードを組み込んだ新しい「後攻捲り」型の構築が数多く見られ、シングル価格の流動性を高めています。
- 【MTG】2月9日付で各フォーマットに制限告知 先週2月9日、マジック:ザ・ギャザリングでは複数のフォーマットで改訂が行われました。特にヒストリックでの《Eldrazi Temple》の禁止や、コマンダーでの《Biorhythm》の解禁は、欧州のカジュアル・競技コミュニティの両方で大きな議論を呼んでいます。
■ 市場動向(高騰・暴落情報)
- 【MTG】新カード《Sunderflock》が記録的な高騰を維持 最新セット『Lorwyn Eclipsed』の目玉カードの一つ《Sunderflock》が、プロツアーでの活躍から700%以上の高騰を記録。当初1ドル未満だった価格は現在10ドル(約9〜10ユーロ)前後で推移しており、欧州の二次流通市場でも在庫の動きが極めて活発です。
- 【MTG】旧カード《Brigid, Hero of Kinsbaile》が再注目で300%上昇 『Lorwyn Eclipsed』の伝説のクリーチャー「新Brigid」が統率者戦で人気となった影響で、旧版の《Brigid, Hero of Kinsbaile》も需要が爆発。一週間で3ドルから10ドル以上へと値を上げています。
■ 事件・トラブル・物流ニュース
- 【重要】Cardmarket:国際発送の「封筒利用」禁止による送料急騰 万国郵便連合(UPU)の規制により、2026年1月より封筒(書類扱い)での物品発送が事実上不可となりました。これに伴い、Cardmarket(カードマーケット)では一定額以上の国際取引に「小包(Parcel)」の利用を強制。従来の5ユーロ程度の送料が、国を跨ぐと25〜40ユーロに跳ね上がる事態が常態化し、低額カードのクロスボーダー取引が激減しています。