本日の中国およびアジア圏のトレーディングカード市場に関する最新動向をまとめました。2月下旬に向け、ポケモン30周年へのカウントダウンと、中国市場を起点とした新作TCGの勢いが加速しています。
1. 新商品・限定品情報
■ ポケモンカード中国大陸版:30周年記念「オリジナルパートナー・スペシャルイラストセット」発表 2026年のポケモン30周年を控え、中国大陸版(簡体字)独自の記念製品「Original Partner Special Illustration Card Set Vol.1」が正式に発表されました。
- 内容: 歴代の御三家(パートナーポケモン)を中心とした、中国独自の加工を施した特別イラストカードセットです。
- 市場の反応: 2021年の25周年時の盛り上がりを背景に、中国のコレクター間では早くも投資・収集目的での予約競争が始まっており、中国限定の「高級ギフトボックス」としての展開が期待されています。
- 参照元: JapHunter – Pokémon TCG China – 30th Anniversary Special Illustration Set Officially Announced
■ Riot Games『Riftbound』:第2弾「Spiritforged」が世界へ波及 『League of Legends』のTCG『Riftbound』の第2弾セットが、グローバル(英語圏)の2月13日発売を経て、先行展開されていた中国市場でも再び脚光を浴びています。
- 動向: 中国では昨年12月に先行発売されており、現在は「Equipment(装備)」や「Gold(ゴールド)」などの新メカニクスが環境の主流。中国での対戦データが世界的なメタゲームを牽引する特異な状況となっています。
- 参照元: Riftbound Official – State of the Game, Feb. 2026 / IGN – Riftbound TCG’s Full Set Release Schedule for 2026
2. 高騰・注目トピック
■ 『ピカチュウ・イラストレーター』が約25億円で落札、ギネス記録更新 2月16日、幻のカード『ピカチュウ・イラストレーター』がオークションにて1,649万ドル(約25億円)で落札され、トレカ史上最高額を更新しました。
- 影響: この衝撃的なニュースは中国のSNS(Weibo、小紅書)でもトレンド入りしており、中国本土の富裕層コレクターによる「資産としてのハイエンド・トレカ」への回帰現象を引き起こしています。
- 参照元: GameSpark – 25億円越え!?世界一高価なポケモンカードのギネス記録更新
3. 禁止・制限改訂情報
■ 遊戯王OCG:2月2日適用の「海外リミットレギュレーション」が定着 今月上旬に発表された海外(TCG圏)の制限改訂を受け、中国のショップ大会でも「豪雨の結界像」等の禁止を見据えた代替構築が一般化しています。
- シングル相場: ロック戦術の弱体化により、中速コントロールデッキに必要な「ドロール&ロックバード」などの汎用カードが改めて高値で安定しています。
- 参照元: 遊戯王&ドラゴンボール通販予約情報局 – 2026年2月2日適用 海外リミットレギュレーション
4. ビジネス・市場トレンド
■ 中国越境EC「ZenPlus」にて超希少カードの取引が活発化 越境ECモールを通じた、日本から中国への「高額ヴィンテージカード」の輸出が2月に入り急増しています。
- 要因: 日本の円安傾向と、中国での「鑑定済み(PSA/CGC)初期カード」への根強い需要が合致。2,500万円クラスの『ポケモンイラストレーター』等、日本国内の在庫が中国の富裕層へと流れる動きが加速しています。
- 参照元: PR TIMES – 越境ECモール「ZenPlus」で超希少ポケモンカードが購入される