今週のヨーロッパ市場では、大規模イベントの結果を受けたシングル価格の変動に加え、万国郵便連合(UPU)の新規制に伴う「配送コスト問題」が、域内の個人取引を根底から揺るがしています。
■ 新商品・イベント情報
- 【ロルカ】第11弾セット『Winterspell』本日より一般発売開始ディズニー・ロルカーナの最新拡張セット『Winterspell』が、2月20日(金)に欧州全域で一般発売を迎えました。先行プレイでは新たに参戦した「ポカホンタス」や、冬をテーマにした特殊アートの評価が高く、週末にかけて各ショップでの在庫の動きが加速しています。
- 【ポケモン】「EUIC 2026」ロンドンで閉幕、マスター部門王者はEdwyn Mesman選手2月13日〜15日にロンドンで開催された「2026年欧州国際選手権(EUIC)」が終了。マスター部門ではオランダのEdwyn Mesman選手が「サーフゴーex(Gholdengo ex)」デッキの包囲網を破り、見事王者に輝きました。この結果を受け、欧州市場では優勝・上位入賞デッキの関連パーツが再び高騰の兆しを見せています。
- 【新弾】ポケカ『Ascended Heroes』主力商品の供給が本格化1月末の発売時に深刻な品薄状態だった『Mega Evolution: Ascended Heroes』のエリートトレーナーボックス(ETB)等が、2月20日より欧州各地で本格入荷されました。これにより、供給不足で高止まりしていたシングルカード価格が安定に向かうと期待されています。
■ 禁止・制限改訂情報
- 【遊戯王】2月2日版リミットレギュレーションが本格適用中2月2日より発効された最新の禁止制限リストにより、《Maliss
White Binder》や《Herald of the Arc Light》が禁止となりました。EUICのサイドイベント等では、規制解除された《Vanquish Soul Razen》等を採用した新環境デッキが台頭しています。
- 【MTG】2月9日付で各フォーマットの禁止・制限が告知マジック:ザ・ギャザリングでは2月9日に告知が行われ、ヒストリックでの《Eldrazi Temple》の禁止や、《Magus of the Moon》の解禁などが発表されました。欧州の競技シーンにおいても、これらの変更がメタゲームに大きな影響を与えています。
■ 市場動向(高騰・暴落情報)
- 【ポケモン】「Special Delivery Charizard」等の旧プロモが急騰今週、欧州および米国の市場で「Special Delivery Charizard」が前週比で大幅な高騰($130→$180超)を見せ、関連するリザードン高レアリティカードの需要が再燃しています。
- 【MTG】旧カード《Brigid, Hero of Kinsbaile》が統率者需要で300%上昇最新セット『Lorwyn Eclipsed』で新しい「Brigid」が登場したことで、旧版(モーニングタイド版)の需要が爆発。一週間で$3から$10以上へと価格が跳ね上がっています。
■ 重要トピック(物流・トラブル)
- 【重要】Cardmarket:国際発送での「封筒利用」禁止により送料が暴騰万国郵便連合(UPU)の規制により、2026年1月より封筒での物品発送が事実上禁止されました。Cardmarket(カードマーケット)ではこれに伴い、一定額(25ユーロ等)以上の国際取引に「小包(Parcel)」利用をシステムで強制。従来の約5ユーロの送料が、国を跨ぐと**25〜40ユーロ(約4,000円〜6,500円)**に跳ね上がる事態が常態化しており、低額カードの国際取引が激減しています。