今週のヨーロッパ市場は、ロンドンで開催された最大級のイベント「EUIC 2026」の結果を受けた価格変動と、万国郵便連合(UPU)の新規制に伴う「配送料の爆騰」という、実務面での大きな転換点を迎えています。
1. イベント・新商品情報
- 【ポケモン】「EUIC 2026」ロンドンで閉幕!マスター部門王者はPaul Chua選手2月13日〜15日にロンドンのExCeLで開催された「2026年欧州国際選手権(EUIC)」が終了しました。マスター部門では、Paul Chua選手が2023年に続き2度目の王座を獲得。競技メタでは「サーフゴーex(Gholdengo ex)」が圧倒的なシェアを誇り、環境の絶対的王者としての地位を確立しました。
- 【ロルカ】第11弾セット『Winterspell』が一般発売。新レアリティが話題ディズニー・ロルカーナの最新拡張セット『Winterspell』が2月20日に欧州全域で一般発売されました。「ポカホンタス」や「ダークウィング・ダック」の初参戦に加え、冬テーマの限定アートが非常に高い評価を得ています。特に超高レアリティ枠はコレクター間で争奪戦となっています。
2. 禁止・制限改訂情報
- 【遊戯王】2月2日版新禁止リストが本格適用。環境トップが解体2月2日に発効された最新のリミットレギュレーションにより、欧州環境で猛威を振るっていた**《Maliss
White Binder》や《Herald of the Arc Light》**が禁止となりました。この改訂により「Maliss」テーマが事実上解体され、規制解除されたカードを採用した新機軸のデッキが欧州のリージョナル大会で台頭しています。
3. 市場動向(高騰・暴落情報)
- 【MTG】『Lorwyn Eclipsed』の影響でエルフ・エレメンタル関連が急騰最新セット『Lorwyn Eclipsed』の発売後、部族シナジーを持つカードが軒並み上昇しています。特に**《Doran, the Siege Tower》は約$3から$15へ、《Allosaurus Shepherd》は$25から$55以上へ値を上げました。また、エレメンタル関連では《Harvester of Misery》**が$3から$18へ急騰(約500%増)するなど、競技シーンの影響を強く受けています。
- 【MTG】マイナスカウンター関連カード《Crumbling Ashes》が10倍以上に『Lorwyn Eclipsed』の新しいメカニズムとの相性から、旧カードの需要が爆発。一時は$4前後だった**《Crumbling Ashes》**が$50近くまで跳ね上がるなど、古いセットのカード掘り起こしが加速しています。
4. 重要ニュース(物流・トラブル)
- 【重要】Cardmarket:国際発送の「封筒利用」禁止により送料が暴騰万国郵便連合(UPU)の規制により、2026年より封筒(書類扱い)での物品発送が事実上不可となりました。欧州最大の取引サイトCardmarketでは、25ユーロ以上の国際取引に「小包(Parcel)」利用をシステムで強制。従来の約5ユーロの送料が、国を跨ぐと**25〜40ユーロ(約4,000円〜6,500円)**に跳ね上がり、低額カードの国際取引が困難になる「市場の分断」が深刻な問題となっています。