本日の中国および主要TCG市場に関する最新の動向をまとめました。Webサイト掲載用の速報としてご活用ください。
1. 市場・ビジネス動向
■ 中国トレカ最大手「卡遊(Kayou)」、香港上場を申請し市場透明化へ 中国のトレーディングカード市場で圧倒的シェア(約71%)を誇る「卡遊(Kayou)」が、香港証券取引所への上場を正式に申請しました。
- 背景: ウルトラマンカードの爆発的ヒットで成長した同社は、モルガン・スタンレー等の大手金融機関をスポンサーに迎え、グローバル展開とブランド価値の向上を狙います。
- 意義: これまで「不透明」とされてきた中国トレカ企業の財務状況や戦略が公開されることで、市場全体の信頼性が高まると期待されています。
- 参照元: 36Kr Japan – 中国トレカ最大手「卡游」、香港上場を申請
■ 中国簡体字版ポケモンカード、2026年中にグローバル同時リリースへ これまで過去のセットを統合して発売していた中国大陸版(簡体字版)が、2026年中に日本や米国などの世界市場とリリーススケジュールを同期させる見通しです。
- 影響: これにより、「中国版だけの割安な先行入手」といった裁定取引(アービトラージ)の機会は減りますが、正規流通としての地位がより強固になります。
- 参照元: The Market Society – Pokémon TCG Market Guide: 2026 Outlook
2. 新商品発売・予約情報
■ ポケモンカード中国大陸版:最新ブースター「利刃猛醒(Blade Awakened)」発売 2026年1月16日、中国本土で最新パックが発売されました。
- 内容: ゲッコウガexを中心に、古代・未来のカードが収録。中国版として初めて「ACE SPEC」カードが導入されました。
- 限定品: ゲッコウガをモチーフにしたコインコレクターブック(40元)などの周辺グッズも同時展開されています。
- 参照元: PocketMonsters.Net – Pokémon TCG China: Blade Awakened News
■ 2026年「旧正月(春節)ギフトボックス」の予約が過熱 2月のアジア圏の連休に向けた「2026 旧正月ギフトボックス」の予約が各ショップで始まっています。
- 注目点: 2026年の干支(午)にちなんだポニータ等の限定グッズや、特別なプロモカードが封入されるため、コレクター間での争奪戦が予想されます。
- 参照元: kinoko’s shop – ポケモンカード中国簡体字版 2026 旧正月ギフトボックス
3. 高騰・暴落・相場動向
■ 日本版「ムニキスゼロ」発売直前の相場変動 明日(1月23日)に日本で発売される拡張パック『ムニキスゼロ』を前に、中国の転売市場でも事前予約価格が乱高下しています。
- 注目カード: 「ニャースex」や「タラゴン」など、対戦環境を大きく変える可能性のあるカードに注目が集まっており、中国国内のプレイヤーによる日本版の並行輸入需要が高まっています。
- 参照元: スニーカーダンク – 【ポケカ】2026年の新弾発売スケジュールまとめ
4. 事件・トラブル・社会動向
■ トレカ投資関連の暗号資産プロジェクトが暴落(2026年1月21日発表) ポケモンカード等のトレカを担保とした暗号資産プロジェクト「Trove Markets」のトークンが、ローンチ直後に98%暴落し、投資家の間で混乱が広がっています。
- 教訓: トレカの資産価値を背景にした新興の金融商品には依然として高いリスクがあることが露呈しました。中国を含むアジアの投資家層にも波紋を広げています。
- 参照元: DL News – Investors in crypto exchange for Pokémon cards furious