本日のヨーロッパ市場は、明日2月2日に適用される遊戯王およびFlesh and Bloodの禁止制限改訂を目前に控え、市場全体が「嵐の前の静けさ」と「最終調整」の局面にあります。また、ポケモンカードの新セット発売直後の供給不足が深刻化しています。
■ 新商品・イベント情報
- 【ポケモン】『Mega Evolution: Ascended Heroes』発売開始も入手困難が続く 1月30日の発売開始以降、欧州各地のショップでは「Tech Sticker Collection」などの初期ラインナップが即完売する状況が続いています。主力のエリートトレーナーボックス(ETB)の発売が2月20日まで待機となる「段階的リリース」の影響で、パック単体やシングルの流通量が極端に少なく、コレクターの不満が高まっています。
- 【イベント】ロンドンでの「EUIC 2026」に向けた競技シーンの過熱 2月13日から開催される「2026 Europe International Championships (EUIC)」に向け、欧州のトッププレイヤーたちは新セット『Ascended Heroes』のカード収集を急いでいます。しかし、カードの供給不足により、特定の必須カード(例:Poké Pad)のシングル価格が高騰しています。
■ 禁止・制限改訂情報
- 【遊戯王】明日2月2日適用、新禁止リストによる「環境激変」が確定 明日より、《Maliss
White Binder》や《Herald of the Arc Light》が禁止、《Harpie’s Feather Storm》が禁止となる最新リミットレギュレーションが適用されます。欧州のCardmarketでは、規制対象テーマの投げ売りが最終局面を迎えており、逆に制限解除された《Vanquish Soul Razen》等への買い注文が殺到しています。
- 【Flesh and Blood】明日2月2日に最新のB&R(禁止・制限)告知 現在のClassic Constructed環境の調整を含む2026年最初の告知が、明日2月2日(月)に行われる予定です。12月の改訂に続く連鎖的な調整があるかどうかに、欧州の競技層の注目が集まっています。
■ 市場動向(高騰・暴落情報)
- 【ポケモン】「Mega Attack Rare」への投資熱が加速 新セットで導入された、日本語の技名が描かれた「Mega Attack Rare」仕様のカードが、欧州市場でも「非常にユニークで価値がある」と評価されています。特に「メガゲンガーex」や「メガリザードンY」などの人気キャラは、初動から極めて高いプレミアム価格で取引されています。
- 【遊戯王】「Yummy」デッキの崩壊と「Vanquish Soul」の再評価 《Herald of the Arc Light》の禁止により「Yummy」テーマが致命的な打撃を受けた一方、大幅に規制解除された「Vanquish Soul」や「Crystron」のパーツが市場で急速に価値を戻しており、欧州のセラー間での在庫の取り合いが発生しています。
■ 事件・トラブル・法規制
- 【重要】欧州郵便規制(UPU)に伴う「国際送料の爆騰」が深刻化 1月1日より施行された「封筒での物品送付の禁止」ルールにより、欧州域外(特に英国や米国)とのシングルカード取引において、従来の3〜5ユーロ程度の送料が20〜40ユーロまで跳ね上がる事態となっています。Cardmarket上のセラーからは「少額取引が不可能になった」との悲鳴が上がっており、欧州域内のローカル取引へのシフトが加速しています。
- 【経済】欧州株価の堅調さとトレカ市場への資金流入 2026年1月、欧州株価指数(STOXX 600)が過去最高値を更新し続けており、景況感の改善が代替資産としての高級トレカ市場への資金流入を支えています。