本日の中国トレーディングカード市場に関する最新の動向をまとめました。
1. 新商品・高騰情報
■ ポケモンカード中国大陸版:「宝石包(Gem Pack)第4弾」初動相場 2月6日に発売された「宝石包 第4弾(CBB4C)」のシングルカード相場が形成されつつあります。
- 高騰要因: 2026年の干支(午)を象徴するポニータAR(南波タケ氏描き下ろし)に人気が集中。中国独自のホロ加工「3Dエフェクト」が施されたフルアート版は、日本や欧米のコレクターからも注目されており、二次流通プラットフォーム「閑魚(Xianyu)」や「集換社」での取引が活発化しています。
- 製品特性: 中国限定の「オールホロパック」という仕様が希少性を高めており、未開封BOXの価格も安定した強気相場となっています。
- 参照元: YouTube – Why Chinese Pokemon card prices are exploding in 2026 / PokiPair – Gem Pack Vol 4 Release News
2. ビジネス・市場動向
■ 中国最大手「卡遊(Kayou)」、2026年末までのIPO義務に向けた正念場 中国トレカシェアの約7割を握る卡遊(Kayou)が、投資家との契約により2026年末までの上場を義務付けられていることが改めて注目されています。
- 背景: 期限内に上場できない場合、投資家に対して年利8%での株式買い戻し義務が生じるリスクがあります。
- 現状: 2月に入り、ハズブロと共同で「マイリトルポニー」の最新シリーズを米国や欧州で展開するなど、上場に向けた実績作りとしてグローバル展開を急ピッチで進めています。
- 参照元: 富途牛牛 – 卡遊(810558)最新新聞:卡牌潮玩賽道迎來上市潮 / PR Newswire – Kayou Expands in Europe at Spielwarenmesse 2026
3. トラブル・規制情報
■ 米国SECが「中国関連株」の不審な動きを監視強化、トレカ関連銘柄にも波及か 2月上旬、米国証券取引委員会(SEC)が中国に関連する一部銘柄の「ランプ・アンド・ダンプ(株価吊り上げ後の売り抜け)」スキームへの取り締まりを強化すると発表しました。
- 市場への影響: 直接的なトレカ商品への影響はありませんが、米国上場を目指す中国のホビー・トイ企業や、関連投資ファンドの資金の動きが慎重になる可能性があります。
- 参照元: Fox Business – SEC chairman warns of China-linked ramp-and-dump activity
4. 注目のトピック
■ 香港が「TCG投資の地域ハブ」として台頭、2026年の成長加速予測 香港政府がファミリーオフィス向け税制優遇に「コレクターアイテム」を含める提案を行ったことで、TCGを代替資産として扱う動きが加速しています。
- 資産価値: ポケモンカードが2004年比で約3,800%の上昇を見せているデータが引用され、中国本土の富裕層による「鑑定済みカード」への投資が、香港を拠点にさらに拡大すると予測されています。
- 参照元: The Standard – Trading Card Games: the next asset class emerging in Hong Kong