東南アジア市場では、ポケモンカードの新弾供給スケジュールに起因する混乱と、それを悪用した大規模詐欺事件の摘発が大きな話題となっています。また、遊戯王やワンピースの新環境への移行も加速しています。
1. 【シンガポール】ポケカ予約詐欺で25歳の男を逮捕、被害総額1,500万円超
2026年2月5日、シンガポール警察(SPF)はオンラインマーケットプレイス「Carousell」を通じてポケモンカードの限定品を予約販売すると偽り、多額の現金を騙し取った疑いで25歳の男を逮捕しました。
- 事件の詳細: 2025年10月以降、同様の手口による被害報告は600件を超え、累計被害額は**110万シンガポールドル(約1億2,000万円)**に達しています。今回の逮捕容疑だけでも被害額は約13.5万ドルに上り、新弾発売前の「確実な入手」を謳う広告への警戒が呼びかけられています。
- 参照元URL: Yahoo News Singapore – Man arrested over e-commerce scams involving Pokemon trading cards
2. 【ポケモン】新弾『Ascended Heroes』は2月20日が「本番」の供給ラッシュ
1月30日に一部製品が先行発売されましたが、配送遅延の影響で多くの主力商品が2月20日に発売を控えています。
- 供給スケジュール:
- 2月20日: エリートトレーナーボックス(ETB)、ミニ缶、各種ブリスターパックが発売。
- 3月20日: プレミアムポスターコレクション(メガサーナイト/メガルカリオ)発売。
- 市場の動き: 現在、市場に出回っているパック数が少ないため、シングル価格は依然として高止まりしています。20日の「本発売」により供給量が増えれば、相場が落ち着く可能性が高いと分析されています。
- 参照元URL: Pokemon.com – Mega Evolution—Ascended Heroes Product Showcase
3. 【ワンピース】新弾『EB-04』相場、コビー(コミパラ)が約11万円を維持
1月31日に発売された最新エキストラブースター『エッグヘッド・クライシス [EB-04]』の二次流通相場が安定期に入っています。
- 高騰・安定カード:
- コビー(コミックパラレル): 二次流通価格は約**719ドル(約11万円)**前後。
- ジュエリー・ボニー(Lパラレル): 約140ドル(約2.1万円)。
- ルフィ(SECパラレル): 約65ドル(約1万円)。
- 傾向: 発売当初の異常な吊り上がりは落ち着きましたが、依然として「エッグヘッド編」の人気カードは東南アジア全域で高い需要を維持しています。
- 参照元URL: PriceCharting – One Piece EB-04 Egghead Crisis Market Data
4. 【遊戯王】新禁止制限「2月2日版」適用後の大会結果が続々と報告
2月2日より施行された新しいリミットレギュレーションを受け、先週末にシンガポールやマレーシアで開催された公認大会の結果が判明し始めました。
- 環境動向: 規制を受けた「M∀LICE」に代わり、先行展開の爆発力が高いデッキが上位を占めています。特に「増殖するG」が制限(1枚)となったことで、これまでの捲りプランが通用しなくなり、サイドデッキの構築(ドロール&ロックバード等の採用)が急務となっています。
- 参照元URL: Yu-Gi-Oh! Official – Forbidden & Limited Lists February 2026
5. 【ベトナム】Ragnarok IPの新作モバイルMMORPGがローンチ
TCG市場とも親和性の高い人気IP『ラグナロク』の新作モバイルゲーム『Ragnarok: Twilight』が2月10日にベトナムで公式ローンチされました。
- 市場への影響: 既に東南アジア4カ国でGoogle Playの無料ダウンロードランキング1位を獲得しており、今後このIPに関連したリアルカードや周辺グッズの需要がベトナム・タイ等で拡大する可能性が指摘されています。
- 参照元URL: Gravity Co., Ltd. Launches Ragnarok: Twilight in Vietnam