本日の中国および主要TCG市場に関する最新動向をまとめました。2月中旬は、中国本土が春節(旧正月)の大型連休に入り、実体市場の動きが制限される一方で、最大手メーカー「カヨウ(Kayou)」による世界市場への攻勢が鮮明になっています。
1. 市場・ビジネス動向
■ 中国本土市場、春節連休(2月16日〜23日)により取引・物流が停止 2026年の春節(午年)に伴い、中国本土の主要な物流網およびカード取引プラットフォーム(集換社、閑魚など)の公式サービスが2月16日から2月23日まで一時停止しています。
- 影響: この期間、本土の投資家やコレクターの活動は、開場している香港市場へ一時的にシフトしています。物流の完全復旧は2月24日以降となる見込みで、連休明けの「溜まった需要」による相場変動が注視されています。
- 参照元: The Economic Times – Chinese New Year 2026: Market Schedule
■ カヨウ(Kayou)、ニューヨーク・トイフェアで2026年の世界戦略を公開 中国トレカ最大手のカヨウ(Kayou)が、ニューヨーク・トイフェア(2月12日〜)にて、米国市場での大規模な製品展開を発表しました。
- 戦略: 香港IPO(新規株式公開)を控えた「実績作り」として、欧米でのシェア拡大を急いでいます。
- 主な予定: 『マイリトルポニー』の新カードゲームが今春発売されるほか、夏には『鬼滅の刃:無限城編』のトレカ・文具を米国投入。さらに『NARUTO』の新チャプターや、モータースポーツ『モンスタージャム』との初提携も発表されました。
- 参照元: PR Newswire – Kayou Makes Its Official New York Toy Fair Debut
2. 新商品・限定品情報
■ ポケモンカード:アプリ版『ポケポケ』で「メガシンカ」イベント続々 デジタル・実物ともに中国で人気の高いポケモンカードにおいて、アプリ版『ポケポケ』の2月イベントが発表されました。
- スケジュール: 2月中旬より「メガチャーレムex」ドロップイベント、2月下旬より「エースバーン」「アローラ ロコン」のプロモカードが登場するゲットチャレンジが開催されます。
- 参照元: ファミ通 – 【ポケポケ】拡張パック“夢幻パレード”1月29日登場、メガシンカ実装
3. 禁止・制限改訂情報
■ 遊戯王OCG:2026年1月新制限の定着と市場への影響 1月より適用されたリミットレギュレーションにより、中国の大会環境でも主流デッキが固定化されつつあります。
- 重要改訂: 「増殖するG」「墓穴の指名者」が制限カード化された影響で、シングル市場では規制を免れた「灰流うらら」等の汎用カードの価値が非常に高い水準で安定しています。
- 参照元: YouTube – 2026年1月の制限改訂を解説
4. 高騰・投資動向
■ ONE PIECEカードゲーム:限定プロモ「ゾロ」が70万円級の高騰 2026年1月〜2月に開催されている「フラッグシップバトル」の優勝景品である**シリアル入りゾロ(緑ゾロ)**の相場が急騰しています。
- 相場: その強力な性能とキャラクター人気から、二次流通市場では約70万円前後の高値で取引されており、中国の投資家層からも熱い視線が注がれています。
- 参照元: スニーカーダンク – 【ワンピースカード】高額・当たりカードランキング|2026年最新