本日の中国および主要TCG市場に関する最新動向をまとめました。春節(旧正月)の連休が明け、市場は巨大企業の資本動向と、限定商品の安定した二次流通フェーズへと移行しています。
1. ビジネス・市場動向
■ 中国最大手「カヨウ(Kayou)」、香港IPOを再始動し5億ドル調達へ 中国のトレーディングカードおよび文具最大手である「カヨウ(Kayou)」が、延期されていた香港証券取引所への新規株式公開(IPO)計画を本格的に再始動させたことが報じられました。
- 背景: 早ければ2月中にも上場申請書類を提出し、約5億ドル(約750億円)の資金調達を目指すとされています。2024年の売上高が約2,100億円に達し、直近ではNBAやハズブロとの提携を通じてグローバル展開を加速させていることが、投資家への強力なアピール材料となっています。
- 参照元: Tiger Brokers – China’s Kayou Planning $500 Million Hong Kong IPO / AASTOCKS – CN Trading Card Maker Kayou Plans to Restart HK IPO
2. 新商品・高騰情報
■ ポケモンカード中国大陸版:「宝石包(Gem Pack)第4弾」の二次流通相場 2月6日に発売された簡体字版独自のプレミアムパック『宝石包 第4弾』が、発売から2週間を経て二次流通市場で安定した人気を保っています。
- 現状: 日本国内のフリマアプリ(メルカリ等)では、未開封BOXが約7,500円〜8,000円前後、特定のプロモカード(クワッス等)のセットが約7,500円前後で取引されています。中国限定のホロ加工や、干支(午)にちなんだデザインが国内外のコレクターから高く評価されています。
- 参照元: メルカリ – 【2026年最新】ポケモン 中国 宝石の人気アイテム
3. 禁止・制限改訂情報
■ 遊戯王OCG:2月2日適用の「海外リミットレギュレーション」によるメタの変化 2月初旬より適用された海外(TCG圏)の制限改訂が、中国国内のプレイヤーやショップの在庫動向にも影響を与え続けています。
- 主な禁止: 『豪雨の結界像』や『Harpie’s Feather Storm(ハーピィの羽根吹雪)』などの強力な妨害札が禁止されたことで、大会環境での戦略が大きく変化しています。
- 注目点: 改訂により「M∀LICE」などの環境デッキが弱体化した一方、規制を免れた汎用カードや新テーマへの需要がシフトしています。
- 参照元: Yu-Gi-Oh! Meta – February 2nd 2026 Forbidden & Limited List Update
4. 限定品・イベント情報
■ ONE PIECEカードゲーム:中国限定「サンジ」旧正月プロモの流通 1月にリリースされた中国大陸限定の「2026年旧正月プロモ(サンジ)」が、春節後のグローバル市場でも高い流動性を見せています。
- 動向: 海外のTCG専門ECサイトでは、未開封品が約35ドル(約5,200円)前後でプレオーダー・取引されており、中国語版限定という希少性が相場を支えています。
- 参照元: tcghobby – Simplified Chinese One Piece Card Game 2026 Chinese New Year Promo